国道179号を車で走っていますと、いつも斑鳩小の脇にある大きな石碑が目に入ります。
『聖徳皇太子御宝殿』の碑です。
さらによく見ると、小学校のフェンスの向こうにも何やら古い石碑があるようです。
何の碑かと気になっておりましたが、小学校に立ち入る口実が見つからず、疑問のままでした。
このたび小学校が太子会式の駐車場になっていたことをこれ幸いと、ずっと気になっていたこの碑に接近しました。
なお、勝手に倉庫の裏側に侵入すると、場所が場所だけに怪しまれると思ったので駐車場の係の方に声をかけました。するとご親切に石碑まで案内してくださいました。
お手数をおかけしたばかりか、雨でゆるくなったぬかるみに足を取られて転んでしまわれました。
早朝から申し訳ないことをいたしました。
『記念』の石碑の台座には、斑鳩小学校を建てるのに尽力された人々のお名前が刻まれていました。
そのとなりの3つの石碑は、小学校を建てるのに寄付をした人々のお名前がありました。
我が母校にもどこか片隅に同じようなものがあったような記憶があります。
私たちが当たり前に通っていた小学校は、地域のみなさんの努力や奉仕によって出来ていたことが感じられました。
聖徳太子に関係あるのかな、などと想像しておりましたが、学校の敷地にあるものなので当然学校関連のものだった、という結果でした。